2008年9月28日日曜日

CB750Cafe 完成までの途中プロセスを眺める小さな楽しみ。



細かなパーツが仮組されていき全体のアウトラインがようやく眼で見て解るようになると、
1/1の大きな模型を組み立てているような不思議な感覚になりました。
これで実際に公道を走れるのですから堪りません。

CB750 Cafeは展示させておくだけでも充分な存在感があると思います。
さらにチョイ乗りでナンバーを付けて
普通の公道も実際に走らせることが出来るのですから楽しさは2倍以上で御座います。
少しずつパーツが組み込まれて、これから地元陸運事務局にて新規登録車検の申請です。
この姿を見た瞬間にフロントカウルの仮組状態が2つ目玉でくり抜かれているモノですから、
カラスにしては少し小さい鳥のような頭蓋骨に見えました。
この写真を見て閃いたのが、鳥の頭蓋骨に自分の名前を重ねて

郭公「カッコウ」という鳥の名前をタンクにパロディーネーミングさせるキッカケでした。

カスタムペインターの社内職人さんによる
ハンドメイドペイントですからある意味 小技は自由自在でした。
世界に1台だけのオリジナルというわけでは御座いませんが、
楽しいパロディーネーミングにてをタンクの文字をワンオフ製作して貰いました。



[img_1573662_36527227_6.txt]



[img_1573662_36527227_9.txt]



[img_1573662_36494766_3.txt]



[img_1573662_41114639_3.txt]



[img_1573662_36494766_2.txt]



2008年9月27日土曜日

第三者の眼から観たCB750Cafe HFの姿。


自分で自分のバイクを運転している姿を客観的に見ることが出来ません。
友人の服部さんのCB750Cafeを運転して貰い、その姿を撮影させていただきました。

[img_1573662_41162031_4.txt]



[img_1573662_41162031_2.txt]



[img_1573662_41162031_0.txt]



[img_1573662_41187789_10.txt]



[img_1573662_41162031_7.txt]
  
昔撮影した音楽家のBOB服部さんのCB750Cafeライディングスタイルです。

以下服部氏の記事コメントです。
2008年09月27日掲載の「空冷2気筒エンジンのある人生」より抜粋です。

  http://mahalkita511seaplalaorjp.blogspot.com/



車に乗ってる時は、さほど感じないのですが、

バイクで走っていると気になるのが

「いったい俺はドンな姿で走っているのだろうか?」

と言う、ちょっとした「怖いもの見たさ」です。
以前に別のブログでも書きましたが、
車は車単体で「カッコいい」とか
「かっこ悪い」とかの評価を受けることが一般的だと思います。
勿論バイクにも同じ事が言えるのですが、
実はバイクには「もうひとつの評価」が存在するのです。
もうお気付きと思いますが、

「ライダーが跨った姿」

と言う評価です。

身体の割りに、やたらと大きいバイクに無理して乗ってると
「丸太にセミが止まってるみたいだ」などと比喩されます。
勿論褒め言葉ではないケースが殆どです。

一昔前なら、自分がバイクで走っている姿など、
プロのレーサーかバイク雑誌のレポーターでもない限りは、
まんず見ることは出来ませんでした。
最近は、デジタルカメラの普及と加古様のお陰で、
こうやって手軽に楽しめるようになりました。


いろいろと、自分なりの「反省点」はあります。
加齢に伴い筋力は低下して背中は丸まってるし、
どちらかと言うとメタボだし、
頭が大きいのでヘルメットはXLだし・・・

まぁ、今更ドウにもならないので、
この際他人の評価など気にせずに、楽しみましょう!




CB750カフェに跨るスタイルはお世辞抜きに凄くお似合いでした。



2008年9月26日金曜日

CB750Cafeを都筑124アベニューにて走らせてみました。




戦闘的なフォルムとは裏腹に実に乗りやすいポジションに纏まっています。
外見から見ていると乗り辛い前傾姿勢なのかな?と思われがちですが、
実際に乗って走らせてみるとスゴク楽なのです。

多分往復500キロくらいの日帰りツーリングくらいでしたら
何の問題なく帰って来られそうです。
シートポジションも低く設定されているせいか、
ハンドルまでの距離もそれほど遠く在りません。
ドライバーは甲斐総店長でした。


[img_1573662_42672663_7.txt]



[img_1573662_42672663_8.txt]



[img_1573662_42672663_9.txt]



[img_1573662_42672663_10.txt]



[img_1573662_42672663_11.txt]


テールレンズはツインLED式で遠方からの視認性も抜群です。


2008年9月24日水曜日

2007年 CB750カフェ製作途中のお話しです。

It is a story while the CB750 cafe is produced in 2007.


CB750cafe_carbonhalf スタイル、
2007年当時のお話、第2弾で御座います。
私は背が高そうな雰囲気に思われがちですが、実は身長が168cmなので御座います。
オマケに足もそれ程長くはありませんから市販車の超大型バイクにまたがると
何気に足が片側地面にギリギリしか届きません。国産モンスタービッグバイクの骨格は
気が付けば大柄180センチ以上の方達にしかまたげない遠い造形美へと進化しました。

近所の展示されているお店へ遊びに行き、大型バイクに跨ると、
これまた純正シートのボリュームが邪魔をして、
つま先立ちでスタイルを保ちながら支える微妙なスタイルで少しだけ違和感がありました。
このcb750cafe_carbonhalfにまたがって驚いたのは、
膝を曲げて両足がピタリと地面に接地するではありませんか、

少しだけ大きなエンジンが搭載された凝縮250ccバイクのようなコンパクトな雰囲気でした。
これは視界を妨げるくらいにデカイCB750純正の大型タンクから
細長くスリムなアルミタンクへと変更されているおかげでしょうか、
シートもホールド性が見た目以上にしっかりとしていて造り込みの良い適度な肉厚でした。
バイク鑑定家として細かなパーツを吟味してくれていたジゲンさんもこれには納得でした。

製作途中を時々見に行かせてもらいましたが
完成途中のマイマシンを眺めるのも本当に不思議な感覚です。
開発者や関係者以外で出来上がりのプロセスが味わえる所有物は
人生それほど多くは御座いません。



















2008年9月23日火曜日

CB750 RC-42型の余った新品パーツを流用して1台を仕上げました。

One was finished up by misappropriating 
new parts where the CB750 RC-42 type remained.






CB750カフェを製作するにあたって期間2ヶ月と少々の時間が必要でした。
ベース車輌は新車から用意していただいて製作の運びとなりました。
CB750カフェは特別パーツで組み付けられる関係上、
製作のプロセスで純正不要パーツも少し発生致します。
購入金額からあらかじめ下取り価格にて値引き設定をしてくれていますから、
外して不要になった純正オリジナルパーツを
もう1度格安料金にて再度買い直させていただきました。

取り外しで浮いた部品は以下の通りでした。

1,燃料タンク一式、赤と黒のゴールドラインモデル
2,サイドカバーが2枚、
3,テールカバーが1枚、
4,テールレンズASSYが1個、
5,リアフェンダーが1個、
6,フロントフェンダーが1個、
7,ヘッドライトケース&レンズASSY,
8,ハンドル1本、
9,純正クロームミラー2本、
10,純正シートASSY,
11,純正タイヤ「ダンロップ」前後2本、
12,クローム処理の純正EXマフラーASSY,
13,リアタンデムハンドルバー
14,その他取り付けに必要なボルトやネジ&周辺パーツ

これだけの素材が目の前に揃いました。

ああ〜これだけあれば中古のCB750同型のRC-42が1台ベースがあれば
見事に新車レベルにまで復活するではありませんか?

そこで程度のまあまあ普通な中古コンディションにて
RC-42型の教習車を友人から格安にて1台購入致しました。
そのかわり今まで16年間手元に所有していた単気筒400の
「GB400TTクラブマン」を下取りに出しての入れ替え購入だったのですが、

早速パーツを組み上げて完成させたのがこの練習用のCB750RC-42号です。
マフラーとヘッドライトレンズ以外全部カフェからのスワップ移植です。
マフラーは教習オリジナルの艶消しブラック仕様をそのまま使用しています。


[img_1581226_41164923_6.txt]



[img_1581226_42054873_1.txt]



[img_1581226_38053802_5.txt]






[img_1581226_37526326_2.txt]


この当時は教習仕様車のリアショックがそのままの状態でした。
結構見事に生き返るものです。

Toshifumi-Kako  

2008年9月22日月曜日

完成されたCB750RC-42型の扱いやすさ!

Easiness of completed CB750  RC- 42   type to treat.

完成されすぎたCB750-RC42型は
本当に乗りやすくてトコトン気持ちの良いバイクです。
なんでもそうですが、素晴らしすぎると内面に宿るその魅力が
逆に見えなくなってしまうのかも知れません。

全国の自動車学校に教習指定されるほどの
絶大なるバランスの良さが随所から滲み出ます。
また長距離へ行っても過酷な厳しい走らせ方をしても
一切問題なしの抜群なる高耐久力を誇ります。
デザインもパッと見は地味に見えますが、
よくよく眺めていると非常に完成された
独特なる美しさを持っています。

あまりにもこのCB750はその存在が身近すぎて
有り難みすら感じてもらえないのかも知れません。
4気筒空冷エンジンのパワーも必要にして充分ですし、
トルクも扱いやすくて不満が一切見あたらないのです。
不満が全く無いからこそ非の打ち所のない逆の怖さがあるのでしょうね〜

大型自動二輪免許を取得した時に教習所の先生に訊いてみました。

一番素晴らしいと思われるバイクはなんですか?と!

真面目すぎてつまらないかと思われるかも知れないが、
私なら迷わずこのCB750を選ぶね!と速答だったのを今でも記憶しています。

[img_1581226_38053802_8.txt]



もう1台のCB750Cafe レース版のホンダのイメージが濃いトリコロールカラー

Tricolor color with thick image of   HONDA   of    CB750Cafe race another version



大量生産された工業製品と個別にてカスタムされたハンドメイド製品の違いは
徹底された細かな造り込みが最大の見所でもあり大きな魅力でもあります。
生産コスト面では数が多いのと少ないのでは
これまた当たり前ですが大きく金額に開きが発生致します。

新車で販売されているホンダのCB750  RC-42型の車輌金額から考えれば
確かにこのカフェスタイルでは少しだけコストが高いのかも知れません。
金額が高いとか安いとかは人の感性と金銭感覚ですから
定義があるようで実はハッキリと存在していないのかも知れません。

これらの特殊車両を仕上げていくパーツとパーツの値段に追加して
さらにはクオリティーの高い特殊な美しいアクリルペイントがボディーに施されます。
存在していない部品は1から新しくオリジナルで造り込んでしまう情熱の入れようです。

デザインから企画、構築、プロタイプの製作、試行錯誤を繰り返しながら
完成の域にまで品質を高めて行く膨大なる時間とアイディアを追加で計算したら
これは極端なお話し、芸術的な価値をこのバイクは持ち始めるのかも知れません。

斬新な色遣いのトリコロールカラーのCB750Cafeを見て正直、
私は自分の魂がこの製品の中に強く引きずり込まれそうになりました。
エネルギーを持ったフォルムと特殊な引力を持ったこの色彩の強い存在感。

何処かの有名な画家が描いた、1枚のキャンパスに絵の具を使って書き込まれた
それなりに価値ある絵画が例えば数億円もするのなら!
なんて適度な射程距離内にこのCB750カフェは立体として美しく存在しているのでしょう!
絵画の魅力とはまた違った価値観。
存在しているだけで見る人達に至上の喜びをもたらしてくれる価値あるモノを
本来は芸術品と呼ぶのかもしれません。

金額の壁を越えた領域にだけ、この美しいシルエットは存在していると思われます。



[img_1573662_35437977_8.txt]



[img_1573662_35437977_5.txt]



[img_1573662_35257619_3.txt]



[img_1573662_35257619_0.txt]



[img_1573662_35257619_1.txt]



[img_1573662_35437977_7.txt]



[img_1573662_35257619_2.txt]



[img_1573662_35257619_6.txt]



[img_1573662_35257619_8.txt]



[img_1573662_35437977_0.txt]

私の場合は気が小さくて地味な性格の為、
シンプルに引き締まるカーボンハーフカウルタイプの方を選択させてもらいました。


Toshifumi-Kako   





2008年9月21日日曜日

個人で所有できる1台の高速走行戦闘機 CB750 Cafe

One high-speed running fighter CB750 Cafe that can be owned privately

目的地まで移動するのならわざわざ 4気筒の単車を引きずり出すまでは御座いません。
自分の体の大きさを高速移動させる手段でこれくらいのサイズのバイクが欲しくなります。
2つのタイヤと剥き出しのエンジンに
パイプフレームを張り巡らした機械の塊が必要となります。
空こそはさすがに飛べませんが
1メートル上空をスレスレに並行移動する事くらいは何とか出来ます。

空間移動を楽しむ為に機械の塊として存在する
バイクのこの剥き出し感が何とも言えません。
排気量750ccの4気筒マシンは体型的にも可もなく不可もなく
適度なバランスで人を目的地にまで運んでくれます。

この際、目指す目的地はどうでもよいのです。
途中のプロセスを純粋に味わえればそれで良いのかも知れません。
風の噂に訊きましたが?
ハーレー883RオーナーのBOB服部さんが深夜1人で江ノ島に向かわれたそうです。

これは行きたい目的地が江ノ島だったのでは御座いません。
走る途中のプロセスが本人にとって大切なのであって
結果、気が付けば中継地点としての方向性の終着点での江ノ島があったに過ぎません。
まるで突然発生した台風のように気まぐれに何処へ向かうのかも予想も付きません。
移動しているその時間も含めて趣味の醍醐味が楽しめる
1台の機械の集合体が欲しいと思いました。


[img_1573662_38594725_7.txt]



[img_1573662_41162031_7.txt]



[img_1573662_41162031_4.txt]



[img_1573662_41114639_0.txt]



[img_1573662_35415948_5.txt]

なかなか勿体なくて乗れない CB750HFカフェで御座います。
もう1台の教習用のRC-42型赤黒号をいつもは近所で適当に乗っています。

このCB750HFカフェのボディーサイズは全体的に無駄なパーツを最小限に引き締めて
排気量750ccらしくない大きさへと努力して纏められている点です。
まるで排気量250コンパクトスタイルへと
意図的に大きさをあえてダウンサイジングさせているのです。
これにより取り扱いの良さと取り回しの楽なコンパクトな750へと仕上がっています。
教習仕様車よりも逆に扱いやすいコンプリートモデルなのかも知れません。
1970年代の面影を残したホンダ4気筒コンパクトロケットと呼ぶと解りやすいのかも?

この写真の時はみんなで箱根から伊豆方面へ調子に乗ってCB750カフェを飛ばしていました。
ガソリンタンク内に蓄積される燃料の事を真剣に考えておりませんでした。
途中でガソリンスタンドに寄れば入れればそれでいいや!と軽い気持ちで走り続けました。
そのまま安易な考えでこれまた気軽に高速道路にCB750カフェで乗り入れました。
途中トイレ休憩でガソリンタンクの中を開けてみたらビックリです。
燃料が底に僅かにチョロリと残っている程度では御座いませんか?
これはまずい!早く給油しなければ!あせる気持ちがジワジワと迫ります。

頭の中では暗算しながらそのまま恐る恐る走らせましたが、
不安な気持ちで道を走らせるのは精神衛生面でも安全面でも良くありません。
リザーブギリギリで高速道路を運に任せて走らせるのは何とも危険
この帰り道の高速道路は海老名サービスエリアまで
燃料の補給場所が一切御座いませんでした。

296キロの距離を満タンから差し引いて燃料補給 14,6リッターでした。
満タンで19リッター補給ですからリザーブの3リッターを引いて
残1リッターといったところでしょうか?
燃費は1リッターあたり素晴らしい航続距離で約20キロ走行でした。
家内のCB750は満タン時で20リッタータンクです。
燃料補給が16リッターでしたからリザーブ3リッターを差し引くと
残1リッター近くでほぼ同じ状況でした。
家内の燃費は1リッターあたり約18,5キロの走行でした。
慣れれば何てことも御座いませんが、
初めてのツーリングで中距離を走らせる場合は燃料の確認は特に要注意ですね〜

ここまで徹底的にカスタムされている造形美の割には
キチンとした長距離ランにも対応出来る優秀なる造り込みでした。


Toshifumi-Kako-42

ホンダの空冷4気筒エンジンCB750 Cafe RC-42を手に入れて!

Four air cooling cylinder engine  CB750 Cafe RC-42 of  HONDA is obtained.


はじめまして。空冷2気筒エンジンの面白さ「ドゥカティシリーズ」とはまた別に
空冷4気筒エンジンの面白さ「CB750カフェシリーズ」を新しく作らせて頂きました。
担当はこの私、加古により写真撮影とい短い説明コメントで綴らせて頂きます。
あくまでも趣味の世界で楽しむ程度の簡単な加古個人ブログで御座います。
まずは、簡単なご挨拶まで!

2008-09-21                     Toshifumi-Kako  42歳


[12DSC_0587.jpg]