2009年7月21日火曜日

3年前にCB750 RC-42ベースのカフェを手に入れて。






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CB-750カフェ  ディスプレイとして置いてあるだけでも雰囲気がそれなりに楽しめます。
正直勿体なくて乗れません。この車輌を構成してあった取り外しの新品パーツでもう1台
再生マシンの基本ボディーとしてクローンマシン教習車を1台用意しました。


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途中製作の時に撮影させて貰ったCB750カフェのカットです。
空冷4気筒エンジンの雰囲気やワンオフハンドメイドで仕上げられた手作りのEXシステム。
アフターパーツ業界で売られていないのはある意味勿体ないくらいの完成度です。
基本的な部分は純正の良さを最大限に活かしてあるところが流石です。
モディファイカスタムが通常の範囲を通り過ぎて、乗り心地が非常にシビアだったり、
車輌そのものの取り扱いが難しかったりするだけで熱が違う方向へとズレてしまいそうです。
この状態で車検がマフラーを含めてパスするところが親切設計です。

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こちらは遊びに行ったときに用意して貰った従業員さんの所有されるフルカウル仕様。
もし宜しければ近所を軽く試運転がてらに乗ってみてください。と言われましたが、
2007年07月22日時点では中型自動二輪免許「399cc」までの車輌しか跨がれない立場でした。
排気量制限条件付きの中型免許しかありませんでした。
ボクの代わりに友人のジゲンさんが近所を軽く試運転がてらに乗って来ました。
マイルドで変な癖が一切無く凄く乗りやすいマシンでしたよ〜とコメントを貰いました。


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CB750カフェを構成する不要となった新品純正パーツだけで組み上げた教習仕様車。
最初はエンジンガード付きの教習車の状態でした。
カラーはモノトーングレーのタンクとサイドカバー&テールカウルの地味な仕様でした。
タンク&サイドカバー&テールカウルを赤と黒の最終モデル1個手前のカラーへ変更です。
ビキニハーフカウルを装着させて、純正シート、純正タイヤ前後、ステップ一式、
ほぼCB750カフェで使用しなかったパーツを全部移植して外見は新車のように蘇りました。
このCB750 RC-42型教習車を家内が練習用に半年〜10ヶ月くらいの期間乗っていました。


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気が付けば早いもので、
大型自動二輪免許を取得する前に
ホワイトハウスさんでCB750カフェの製作依頼見切り注文させて頂いた
平成19年07月22日から3年目「2年間」の月日が流れました。

免許もなく友人と初めて遊びにいった仕事前の朝の時間、その日に一目惚れ、
こんな造形美が身近に存在しているにもかかわらず、その存在すら知らなかったのです。
目の前にCB750カフェがあるのにその車両を運転する事も出来ない環境。
そうです、運転免許証の縛りがあったからなのです。

意思の弱い自分はいつまで経っても
大型自動二輪免許なんか取りに行く暇も無いんだろうなぁ〜!
とキッカケも摑めずに半ば諦めておりました。
突然に生まれたキッカケとは実はこのCB750カフェを見た瞬間でした。
手に入れるだけ手に入れて生活環境の中でオブジェとして飾って置いてもいいのかな?
でも移動させることも運転させる事も許されないのなら精神衛生上良くないなぁ〜!
そうです。バイクに乗りたいという何となくの衝動よりも、
このCB750カフェの造形スタイルを純粋に手に入れてみたい。と、そう思いました。

27年前に何となく憧れていた大型バイク「CBの世界観」がそこにはありました。
ここまでの部品を全体的に纏め上げ違和感なく
ベースモデルとしてホンダの車輌RC-42型のCB750で仕上げてあるセンスに脱帽です。
細部の造り込みも純正以上のパーツ構成とクオリティーの良さに痺れました。
ゴチャゴチャ考えていても手元にこの車輌CB750カフェが来るためには決断が必要です。

早速60回払いの分割払いでそのまま手続きをさせて頂き、仕事前にオーダー完了です。
こうして、2ヶ月の製作期間中に免許を取りに行けばいいや〜!
という動機もアクションも全く反対側からの衝動的キッカケでした。
不思議と目標や目的があると人間の行動力というのは断然に違ってくるモノです。
面倒くさいと思われていた大型自動二輪免許の取得も
途中経過に必要な1つのプロセスとして簡単に思えて参りました。

購入の件は家内に内緒で分割払いを極秘で組み、しばらくは黙っておりました。
自宅にクレジット会社からCB750カフェ内容の請求明細が自動的に送られて来ました。

なに?これ?ええええ〜ホンダ?CB~750~???ホンダのバイクを買ったの?

そうそう、そうだよ、ホンダのCB750というバイクを手続きを勝手にしました。

勝手に断りもなくそんなモン買って〜ええええええ〜 ふざけるなぁ〜!

と勝手に激高モードに突入です。

それにしてもホンダのバイクにしては金額が半端では無いんだけど?
これは何?どういう意味。

あああ〜それはカーボン部品のオプションを多少トッピングしたからなのさ!

ええええ〜本当?それにしては、金額がバイクでは無くクルマ並みじゃあないの〜?

そういう考え方をするな!これはある意味 芸術作品で、
ベースがCB750というだけなんだよ!

ホンダなのに金額がイタリアのドゥカティのスポーツクラッシックの新車より高いジャン。

他の車輌と変な意味で勝手に比べるな!これはある意味コンプリートの領域なんだよ!
とバレてからがすったもんだと説得が大変でした。

家内は、同じ金額なら私なら新車のドカがイイ〜と文句を言い始める始末でした。

中途半端に家内にバイクの値段を知られすぎていると大変です。
CB750の標準仕様車の販売金額も何故か知っていました。

今からCB750カフェの製作オーダーを急遽変更して
ドカのスポクラに切り替えるのならOKよ!

と変な条件まで出されました。

男が一旦決めたことをゴチャゴチャと勝手に後から指図変更するんじゃ無いと断りました。

でも1度、ドカのスポクラシリーズは見るだけ見てみよう!と近所の販売店へ出向きました。
即決の男として恐れられている柳本氏と一緒に見に行ったのが
これまた運命を大きく変えてしまったようなのです。


続く


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