2009年7月23日木曜日

簡単なデザインの裏に潜むシンプルな造形美とその仕上がり。






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友人のジゲンさんがCB750カフェフルカウルバージョンに跨った写真です。
こうしたシンプルな普通のカジュアル普段着でバイクに跨っても、
CB750カフェフルカウルバージョンと人物に特別な違和感を一切感じさせません。


シンプルで違和感のないWH オリジナルRC-42専用バックステップも
過度にスペシャル過ぎずに高感度の持てる純正風の仕上がりです。
各部の動作バランスも耐久強度も何の文句もなく綺麗に動きます。
こうした最初から完成されているような洗練された美しさとは
逆にスペシャル過ぎない絶妙なるバランスから生まれれてくるのかも知れません。





「きめ細かな完成度は部分だけの局部的な造り込みからは決して発生しない。」

こんな言葉を何処かの書物で目にしました。

CB750カフェのパーツとパーツを連結させる数多くの細部素材の造り込みや、
カタチを構成させる骨格ジョイントや金具、全体を補強するステーの1個1個までが
しっかりとした強度を持っていて、しかも後付感を一切漂わさない全体の雰囲気。
こうした自然で非常にシンプルな造形デザインは、
専用部品がホンダ純正指定ではじめから別で用意されているのではないか?
と思えるくらいのマッチングの良さと違和感の無さでした。

また特別すぎる個性の強い社外アフターパーツなどを個人で選択する場合は
全体の調和を無視して自己主張にやや先走りすぎる事が時として御座います。
周囲の純正パーツに単品として適応同化しなくなる恐れがあるそうです。

大人っぽく仕上げる飽きの来ない造形センスとは、
深く考えれば考えるほどシンプルに洗練されていくようです。
まるで最初から其所に何も存在していなかったような目立たないレベルへと
上品に考え抜かれて細部の造り込みをストレートに纏め上げてありました。

CB750カフェのステアリングのトップブリッジに取り付けられているハズの、
ホンダ純正の2箇所ハンドルクランパー痕が自然なカタチで埋め込まれていました。
純正のトップブリッジをベースに穴埋め加工を施したものと考えられます。


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