2014年1月11日土曜日

GIRARD-PERREGAUX  












Auto Fashion Factory Yokohama Inc 
2014年01月11日の土曜日
GP   GIRARD-PERREGAUX 
今から15年くらい前のGPモデルで御座います。
カーボン素材のシンプルな機械式クロノグラフです。
本体ムーブメントケース素材はホワイトアルミニューム
リューズとプッシャーはチタニューム素材。
ベルトはラバー素材とある意味自動車関係の素材で、
構成されたGPクロノのスペシャルマテリアル!
ルイジマカルーソ氏が想い描いた
遊び心溢れるGPの世界観。

NikonDf

Carl Zeiss
Single focus lens
Makro Planar
T* 2/50 ZF.2
F2 ISO 100
Photo by
Toshifumi Kako










Auto Fashion Factory Yokohama Inc 

2014年01月11日の土曜日

GP   GIRARD-PERREGAUX
 


今から15年くらい前のGPモデルで御座います。

カーボン素材のシンプルな機械式クロノグラフです。
本体ムーブメントケース素材は明るめのホワイトアルミニューム
リューズとプッシャーはチタニューム素材。
ややブラウングレーのアンバランスコントラストが逆に粋でした。
ベルトはラバー素材とある意味自動車関係の素材で、
構成されたGPクロノのスペシャルマテリアル!
ルイジマカルーソ氏が想い描いた
遊び心溢れるGPの世界観。

GPと呼ばれる機械式腕時計
会社ブランド名は GIRARD-PERREGAUX と書いて、
ジラールペルゴと日本では発音されるらしいです。
ルイジマカルーソ氏が現役で健在だった頃の、
ヨーロッパ特有のクラシカルビンテージデザインとでも申しましょうか、
オールドビンテージ感溢れる素材感の良さと、
時計技術者「職人」との機能とデザインとの融合が色濃く伝わりました。
またルイジマカルーソ氏の影響か、この頃はフェラーリ社との提携により、
GIRARD-PERREGAUX &フェラーリ社との、
共同企画モデルがコラボレーションされて製品が作られておりました。
モータースポーツ界との繋がりが滲み出る単発企画ものが個人的には好きでした。
ストレートにフェラーリーモデルは流石に遠い存在でしたが、
それ以外のモータースポーツコラボレーションモデルには興味が御座いました。

デザインの世界は単純には気に入るか気に入らないかの問題で、
簡単に表現させて頂ければ好きか嫌いかというシンプルな問題なので御座います。
コンセプトデザインはセンスとして細部に宿りますから、
突拍子も無いようなアクセントデザインを除き表面的な部分には現れません。
またシリーズコレクションとして徐々に静かに製品へと繋がって行きますから、
「らしさ」とか「イズム」によって間接的に表現され続けて行きます。
メーカーの創り上げて来た「らしさ」この場合では、イズムやセンスにも似た、
デザインコンセプトなる目に視得ない意匠登録ポリシーは非常に判別が難しく、
突然のデザインの時代変化は一見すると違いの見極めが非常に難しく、
ファンですら気が付かないうちにゆっくりと変化して行きます。
ルイジマカルーソ氏が想い描いた遊び心溢れるGPの世界観。
この時代の懐かしき当時のGPと最新型現役モデルとしてのGPとでは、
同じ会社の製品でもセンスやデザインフォルムのライン全体の好みが大きく分かれます。

懐古主義では御座いませんが生き残る為には、
製造メーカーも日々進化をし続けて行かねばなりません。
受け入れられるかどうかは別として新しいモノ造りに挑戦し
積極的に「らしさ」を常に開拓して行かなくてはなりません。
開発者「メーカー製造者のセンス」と手に入れられる最終的なオーナーでもある顧客が、
求めている造形美とセンスや好みを含めた世界観の一致が必要なのです。
最近のデザインは先走りし過ぎて個性を主張するが故に洗練されたシンプルさから脱却し、
主張の塊のような強引なるデザインが増えたような気がします。
文字盤から潔くブランド名を排除させても最終的には選ばれる基本デザインの美しさ、
聞き飽きたフレーズでは御座いますが今一度、原点回帰に戻る時代が来ているのかも知れません!


加古 俊文
























NikonDf

Carl Zeiss
Single focus lens
Makro Planar
T* 2/50 ZF.2
F2 ISO 100
Photo by
Toshifumi Kako










0 件のコメント: